コスプレされる方へ

注意
会場はコスプレのためだけにあるものではありません。コスプレ撮影のために常識を逸脱した行為を行うことはおやめください。
場所の長時間占拠、立入禁止場所への侵入、ゴミのポイ捨て、通行のじゃまになる大型機材設置、コスプレに不必要な露出 など、一般の方に理解されないような行動はくれぐれも謹んで下さい。
各イベントごとに衣装や小道具・行動のガイドラインを掲載しておりますが、実際に拝見して周囲への不快感・脅威・悪影響等が感じられない場合は現場スタッフの判断により緩和される場合もございます。
あくまでも本ガイドラインは目安ととらえ、ご了承の上でご参加下さい。

基本事項

  • イベント個別ページに「自宅や車内で着替え可能」の記載がない限り、衣装を着用しての会場入りは禁止です。着替えは指定の更衣室をお使いください。
  • 会場はコスカレード参加者以外の方もいらっしゃいます。そのような一般の方から撮影を依頼される場合がありますのでご了承ください。撮影されたくない場合はきちんとお断りしてください。
  • 衣装の隙間から下着が見えないよう各自で露出対策を行ってください。体のサイズに合わず角度により下着や胸が見えてしまう衣装は着用をお断りすることがあります。また露出制限をクリアした衣装でも煽情的なポーズでの撮影が多い場合や、身体の動きに合わせてずれるなど時々NGにかかるおそれのある場合、現場にて制限をかけることがございます。
  • 更衣室に荷物を置いて出る場合、スタッフの指示に従い荷物を置いてください。イベント中の盗難やトラブルにおいて、主催及び会場側は一切責任を負いません。貴重品は常に身につけて下さい。またスタッフが荷物整理のため、最初置いた位置から少し移動させる場合がございます。ご了承ください。
  • 更衣室内やお手洗いでの撮影は禁止です。
  • メイクやヘアセット等の際、更衣室内を汚さないようにご注意ください。
  • 他人や施設を汚す可能性のあるもの(着色スプレー、絵の具、血糊、塗料の乾いていない衣装等)の利用は禁止します。
  • 撮影者から無理なポーズなどを強要された場合、撮影前に必ず拒否してください。
  • 不審な撮影者やつきまとい、更衣室出待ち等の被害にあわれた場合、お近くのスタッフまでご一報ください。
  • イベントで撮影された写真の有料頒布は行わないでください。ただし、会場によってはOKの場合もございますので事前にお問い合わせ下さい。
  • セクシャルなニュアンスを含んだ絡み撮影(押し倒す、キス寸前等)は同性同士でも禁止です。
  • 大声で騒ぐ・走り回る・長時間の場所占拠・土足禁止の場所に足をかけるなど、周りの迷惑となる行為は禁止です。
  • 他人の著作権を侵害しない衣装で私的にお楽しみ下さい。もしも著作権に関して参加者に不利益が生じても当団体はそれに関与しないものとします。
コスプレイベント参加ガイドライン

男性の女装について

  • 男性の女装もOKですが、以下の注意点をお守りください。
  • わき毛・ひげ・すね毛・腕毛など見える部分の体毛処理(頭髪以外)を事前に行っておいてください。
  • 地毛が丸刈りや角刈りの方はウィッグ等を着用しキャラクターのイメージを著しく損なわないようにしてください。
  • タイツ・スパッツなどを着用し、生肌の露出を極力少なくして下さい。
  • 可能ならば、他の参加者様に嫌悪感を与えない程度に必要最低限のメイクを施して下さるとベストです。

着ぐるみ・ドーラーについて

  • 着ぐるみ・ドーラーについて特に制限はございませんが、鋭利な部分がある・通行のじゃまになるものはご遠慮ください。
  • お子様があたっても問題のない柔らかい素材での制作をお願い致します。
  • 動きにくい・視野の悪い方は、アテンド(付き添い)の方と一緒にご参加下さい。
  • お祭り会場など一般の方の多い場所ではお子様に過剰に触られることがありますが、破損などの責任は負いかねます。

小道具・模造武器・長物について

ご注意
武器小道具(模造刀、モデルガン、クナイ、手裏剣など)はイベントによって規制内容がかわりますので、参加されるイベントの注意事項を御覧ください。
  • 本物の刃物は持ち込み禁止です。
  • 武器形状の小道具類は、他人や建物を傷つけない素材(ウレタン、軟質プラスチックなど)であれば大丈夫です。
  • 刀身が鋼質性(ステンレス鋼の様な合金や、強固な刃の特性を持つものも含む)の場合、特に記載がない場合は持ち込み禁止とさせて頂いております。木製、ウレタン製などのものをご用意下さい。 また、撮影時以外の抜刀はご遠慮下さい。なお抜刀の際は周囲に注意し、混雑した場所での抜刀は禁止です。
  • 会場までの運搬時および撮影していない時は模造武器にカバーをかけて危険のないようにしておいてください。
  • モデルガンは弾を抜いて発射・発火ができない状態にしてください。
  • 本物の弓を使う場合、矢をつがえて引くふりは禁止です(万が一誤射した場合の殺傷力が非常に強力です)。
  • 武器状のものを人に向けて構えて驚かせるような行為は禁止です。
  • 小道具は必要以上にふりまわさないでください。会場内には一般の方もおられますので、アトラクション等、撮影小道具の利用範疇を超えた使い方は禁止します。
  • 背の低いお子様も会場内におられますので、お子様の顔の高さあたりにある装飾品・武器については特に安全性の確保をよろしくお願い致します。
  • 衣装パーツや小道具について、当日スタッフが安全性を確認させていただくことがございます。ご了承ください。

軍服・戦争モノ・国旗などについて

ご注意
軍服系はイベントによって規制内容がかわりますので、参加されるイベントの注意事項を御覧ください。
  • 実在の近代軍服、警察官・消防士・自衛官・警備員など業務上権限の強い職業に極めて類似した制服、反社会的な衣装、他人に不快な思いをさせる衣装は男女を問わず禁止です。ただし、明らかにキャラクターのコスプレだとわかるものについてはその限りではありません。(こち亀の両さんなど)
  • 実在しない軍服(鋼の錬金術師等)やコスプレ用途に作られた「ヘタリア」等の軍服に類似した衣装は着用可能です。明らかにコスプレやファッション用途だと分かる範囲でお願い致します。
  • 実際に使用されていた軍服の正規品・レプリカ品、徽章・腕章・階級章など(ミリタリーショップで購入できるものや本物によく似せて作られたもの)のついたものは着用禁止です。
  • 見た目で戦争被害を想像させるリアルな意匠(血糊・焦げ痕・弾創・傷跡など)によるアレンジはお避け下さい。
  • 国旗マークの使用は該当国に敬意を払い、破れ・汚れのない綺麗なものを使用し、上下左右の間違いなく正しくご利用ください。国旗を踏みつけたり敷いたりする行為は禁止です。
  • 実在の戦争や国家を直接的なモチーフにしたコスプレをなさる場合は、広島市が平和都市であることを理解し、戦争の歴史を事前によく学び、そのコスプレをするかどうか熟考したたうえで着用していただきますようよろしくお願いいたします。本件に関して参加者に不利益が生じても当団体はそれに関与しないものとします。

特攻服について

  • 特攻服に類似した衣装の着用は、広島市の「暴走族追放条例」および 他地区における類似の条例に違反する可能性があるため基本的に禁止とさせていただきます。ただしイベントによっては警察や自治体、管理者等に届け出をして限定的に許可を得ている場合もありますので、各イベントごとのガイドラインを確認してください。

お子様のコスプレについて

ご家族のコスプレ歓迎
コスカレードでは小さなお子様のコスプレも歓迎しております。小学生以下のお子様は無料または割引で更衣室を利用できますのでぜひご利用下さい。(事前にご連絡頂けますと万全です)
  • 小学生男児と母親、小学生女児と父親のようにどちらの更衣室に入るか判断がつけづらい場合は事前にご連絡ください。簡易目隠し等を準備させていただきます。
  • イベント中は保護者の方がお子様のそばに常時ついていてあげてください。
  • メイク道具などでお子様が更衣室を汚すケースがございますので、更衣室や会場を汚さないようにご注意ください。
  • イベントの際にお子様の写真が撮影され、ネットに掲載されることがあります。ご了承の上でご参加下さい。撮影や掲載を望まない場合は保護者の方が対応してください。
  • お子様がコスプレをなさらず保護者の方のみコスプレされる場合は通常の大人料金がかかります。保護者の方が着替える間はお子様とともに更衣室に入って頂いて構いませんが、必ず常にお子様のそばにいてください。周囲に迷惑がかかる場合は退室していただきます。

その他


追加ルールAについて
一般の方の出入りが特に多い会場では追加ルールが設けられることがあります。
[ルールA適用] 表記のあるイベントは以下の [追加ルールA] もご覧下さい。

[追加ルールA] > 男女共通の追加NG

  • 兵器擬人化のコスプレ(ただし見た目が戦争や軍服から遠いものは除外します。艦これの艦娘等)、リアルな軍服系の衣装(ヘタリアは軍服を模していないもののみ可能)
  • 下着や水着、ナイトウェアに見える衣装。もしくはわざと下着を出して着るタイプの衣装(ストライクウィッチーズ、スク水、初音ミクのロミオとシンデレラ、艦これの島風・潜水艦等)
  • 入院や手術が必要なほどの重傷な怪我人に見えるメイク・小道具・血糊(複数箇所への包帯ぐるぐる巻き、リアルな傷跡など)ただし、もともとのキャラクターがそういう見た目の場合はOKとみなされることもあります(るろ剣の志々雄など)
  • 戦闘等によるダメージを受けて衣装などがひどくボロボロになった状態の再現衣装(艦これの中破、刀剣乱舞の真剣必殺状態等)。ただし、通常衣装がもともとダメージっぽいデザインであるもの(Ibのギャリーなど)は、程度によりその限りではありません。
  • ハーケンクロイツ(鉤十字)、鉄十字をかたどったプリントや小道具
  • 撮影間の移動時に模造武器類をむき出しで持ち歩く行為(袋に入れて持ち歩いてください)
  • 割れやすい小道具(ガラスのグラス等)、落としやすく転がりやすい小道具(ボール等*2)
  • *2:袋に入れていればOKのこともあります。お問い合せください

[追加ルールA] > 女性の露出に関する追加NG

  • 胸元が大きくV字に切れ込んだ衣装や胸の谷間が大きく開いて見える衣装*3(鬼滅の刃の甘露寺蜜璃、ワンピースのボア・ハンコック等)
  • 角度によって下着が見えそうになるくらいスリットの深い衣装*3(巡音ルカ、チャイナ服等)
  • 下乳、脇乳、脇腹、腰位置のどれかがかなり大きく空いた衣装*3(艦これの長門型、FF10のユウナ、ブリーチのハリベル等)
  • レオタード系の衣装、ボディラインを強調する衣装(全身タイツ等)
  • レオタードや股下5センチ以下のホットパンツ+切れ込みのあるスカートやズボンで下半身の一部が見える衣装(マクロスFの射手座シェリル←ショートパンツ部分が股下5センチ以上あればOK、うみねこのなく頃にのシエスタ等)
  • 女性の男装で、テーピングや薄手の布で胸を隠して前を全開または半開にした衣装
  • トップスとボトムの隙間が10センチ以上のヘソ出し
  • 股下10センチ以下のスカート
  • 股下5センチ以下のホットパンツ
  • スパッツやドロワーズなどで露出対策をしていないミニスカート
  • *3:露出部分が大きい衣装は、地肌を肌色タイツや肌色のインナー、フェイクバストで覆っても遠目で生肌に見えるものはNGです(肌色以外の布で覆えばOK)。
    スリットのある衣装はスリットが深く開かないように調整すれば問題ありません。肩紐無しチューブトップやキャミソールは動いたときに下着や胸の谷間が深く見えないよう対策されていれば問題ありません。

なお上記NGにかかる衣装でも、撮影時のポーズなどが極めて健全であり、全くいやらしく感じないものに関してはOKとみなされることもございます。逆に、露出制限をクリアした衣装でも煽情的なポーズでの撮影が多い場合や、身体の動きに合わせてずれるなど時々NGにかかるおそれのある場合、現場にて制限をかけることがございます。ご了承下さい。